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タイ山岳民族 刺繍村を訪ねて





■山岳民族刺繍アイテムとの出会い

当店で特に人気の高い、山岳民族の刺繍小物。緻密で、正確で、色鮮やかな、幾何学模様のクロスステッチ。


初めて、この刺繍の布切れを見たとき、あまりの芸術的美しさに感激したものでした。

たった一枚の布切れなのに、ビッシリと埋め尽くされた刺繍。
そこからは、機械生産では決してできない、人間らしい、温かさが・・・。

長年探し求めていた宝物を見つけたような気持ちでした。




それから縁あって、ポシェットやら、ポーチやらをお取引させていただいています。

実物をお手にとられたお客様も、その美しさに魅せられて、今では、リピート買いしてくださるお客様が続出している、人気商品のひとつとなっています。
さて、この刺繍グッズ、山岳民族の人々にお願いして作っていただいているのですが、実はまだ一度も製作風景を見たことがなく、一体どんな風につくっているのかしら??とずっと気がかりでした。

ある時、ひょんなきっかけで、タイ人スタッフたちと、刺繍村へと旅する機会ができました。



■刺繍村への道のり

タイの首都バンコクより、北へ1時間のフライトを経て、たどり着いた先はチェンマイ。

都会的なバンコクとはうって変わり、山々を近くに感じるタイの古都。

モンティラさんとはここで待ち合わせです。

モンティラさんは、タイ北部の山岳民族である”ヤオ族”の取りまとめ役的存在の人です。
いつも電話でオーダーを受けてくれて、もうお付き合いも長いので、初対面とはいえ、親近感がありました。

今回は、彼女に山岳民族の刺繍村まで連れて行ってもらうことになりました。
笑顔のすてきなヤオ族のモンティラさん。↑
2人のお子さんを持つお母さんでもあります。

チェンマイ空港から、東へ東へと、車で2時間。山間部にある、「チェンカム」という小さな町に着きます。

チェンカムは、幹線道路が通っている町ですが、町の東側はずっと高い山が続き、山を越えればメコン川を渡りラオスに通じる、国交の拠点となる町です。



時刻は17時をまわっています。

そもそも、スワンナプーム空港からの搭乗便にトラブルがあり、10時の便が13時に変更となっていたため、スケジュールは大幅に遅れています。

バンコクのオフィスを出発してから、ここまですでに10時間が経過。
予想以上に、長い長い道のりになってしまいました。
セブンイレブンと同居しているガソリンスタンドで休憩をとって、すぐに村へ急ぐことにしました。

街を通り過ぎて北へ向かうと、いよいよ山岳地帯へと入ります。


山岳地帯と言っても、特に大きな木がたくさんあるわけでもなく、坂道の終わった頂上付近は、平野といった感じ。

このまま山を下ると、ラオスとの国境にあたるメコン川に突き当たるんだろうな・・・と想像がつきます。

村への到着は、18時を回ってしまいそうです。

事前にお伺いすることを伝えてはあるものの、ヤオ族の人たちは快く迎えてくれるでしょうか・・・?




※上の地図は、タイで活躍する日本人画家、村田広幸さんのイラストを使わせていただきました。
バンコク実店舗「アクト」にてポストカードを販売しておりますので、来タイの際は記念にどうぞ。



《 vol.2 ヤオ族の村を訪れて 》へ つづく
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